
ピアノ曲「永遠の3分」の魅力を解説
ピアノ曲「永遠の3分」・作曲 / 西岡英司
2023年に完成した静かなピアノソロ曲、どちらかというとクラシック寄りな癒し音楽系?現代風ピアノ曲のつもりで(特に、夜の静かな時間帯や、読書やリラックスタイムのBGMとしておすすめです)
20年近く作曲をしてきた本人は自分のピアノ曲を1曲も弾くことができませんでしたが、
「この曲なら何とか頑張れば弾けるかも!」と思い、
電子ピアノを購入し練習したところ3カ月かかりましたがとりあえず最後まで弾けるようになりました😄
🎵 曲の特徴
この曲はBPM80ほどのスローテンポで、冒頭から最後まで一貫して静謐な雰囲気を保った構成が特徴です。まるで時間が止まったかのように、聴く人を静けさの中へと誘います。
曲中に大きな盛り上がりはなく、終始穏やかでゆったりとした空気感のまま進行します。
📖作曲当時のエピソード
タイトルの「永遠の3分」ですが、静かな時間の、3分ほどの時間でしたが、ずっとこういう時間が続けばいいなぁ、、
そういうとてもとても静かなに目を瞑っていた時間の曲です。
そんな静かな時間の出来事がピアノ曲として完成しました。
なんとなく、ゆるやかに、静かな時間のお供になればという感じです。
🎼音楽的な特徴・構成
音楽的な特徴としては、まったく同じコード進行なようなもので進行していくので、
あまり変化がなく緩やかな時間が流れるような静かな世界を表現できているかと、そんな感じです。
ただ構成としてはやはり時間の終わりが来ますので、静かな時間を終わりを迎える、続きに進む、
そういう余韻を残したまま静かに幕を下ろす、そういう感じのピアノ曲です。
大体80小節ほどのBPMテンポ80のピアノ曲
メロディ、ハーモニー、リズムの特徴としては、リズムは淡々と、メロディは穏やかに進行し、ハーモニーするような感じではなく、音一つ一つが静かに響く感じです。
印象的な部分としてはやはりずっと同じコード進行、最初から最後まで淡々としています。
🎹 演奏難易度・練習のポイント
演奏難易度は簡単な中のちょっと難しめ?かもしれませんが、
弾ければ最初から最後まで「弾けるととても雰囲気が出て、演奏映えしそうな一曲、」なイメージがある曲だったのと、
どうしても弾きたかったので、何とか弾きました。
初心者としてはやはり最初の左手のみで始まるイントロを何度も繰り返し、その上でメロディーに変化をつけるだけと言えばそれだけなので、
覚えることがまだ少ないのでおすすめできそうです。
左手のアルペジオが安定するとその上にメロディーが乗りますので綺麗に聴こえます。
またスローテンポなのも初心者だったので弾いて練習するには助かりました。
練習時間はできるだけ一日一日コツコツと少しずつ繰り返し練習していくとちょっとずつ弾けるようになりました。
最初からまとめて弾けるようにとか、弾けないところをたくさん時間をかけるというよりは毎日ストレスが溜まらない感じで練習することによって自分は練習を維持できました。
一日15分ぐらいの時もありますのでちょっとずつ作戦が弾けるようになる秘訣な気がする。
左手の進行パターンがほぼ1つだけなので最初の8小節のイントロを覚えれば後はメロディを覚えていく作業なので、
まだ初心者でもがんばればなんとか、な感じです。
おおざっぱな技術的なポイントとしては、
・左手のアルペジオを安定させること
・右手のメロディを滑らかに演奏すること
・ペダルの使い方に注意し、音の重なりを美しく保つこと
(特に各小節の頭にダンパーペダルを踏むことが多いいと思われますが、
小節の始まりからワンテンポズレてメロディの音を弾く部分があり、その部分と一緒にダンパーペダルを踏んでしまうのは自分だけでしょうか、、と思いながら曲を奏でていました。)
・演奏の際には感情を込めて丁寧に演奏することで、曲がより魅力な感じになると思われます。
♪一言でまとめると
譜面上は難しく見えますが、実際に弾いてみると意外と指に馴染みやすいフレーズが多く、慣れるとスムーズに演奏できるようになります。
特にポイントになるのは、左手の和音のバランスと、右手メロディのレガート感。
(自分はダンパーペダルを踏んで余韻を残していることで演奏技術をごまかしている感じです。)
しっかり譜読みをしてから、テンポに縛られずゆっくり弾くところから始めるのがおすすめです。
弾きこなせるようになると、雰囲気のある演奏ができる一曲です。
🎧聴いてほしいピアノ曲「永遠の3分」の感想や魅力
この曲のメロディには静かな世界の静寂感と言いますか、夜に聴きたい雰囲気があります。
静かにリラックスしたり癒しの時間やデスクワークなどの時間のお供におすすめです。
個人的にはずっとこういう時間が続けばいいなぁ、という曲なのでずっと静かな時間の中でいられる気分でいられます。
ピアノ曲・永遠の3分 作曲/ 西岡英司
mp3・「永遠の3分」原曲楽譜・「永遠の3分」 原曲
難易度・初級〜中級 (初心者でもがんばればなんとかなりそうな感じ)
解説・ずっと静かな世界が続くピアノ曲
聴きどころ・最初から最後まで一貫して穏やかに進行しています。
初心者から中級者寄りにおすすめ曲ピアノ曲です。
🎧「永遠の3分」他バージョンの紹介
「永遠の3分」を以下のバージョンでも提供しています。
編集・演奏共に/ 新井正美
アルバム永遠の3分の制作にあたり全体的に協力していただきました。
ストレートでキャッチーな仕上がりになっております🎹
mp3・永遠の3分アルバムレコーディングバージョン
編曲/ 新井正美
ヴァイオリン演奏/ 西村泳子
とても静かで落ち着いたヴァイオリンとハープのアレンジバージョン。
弦の温かみが加わり、より感情的なクラシック風になりました🎻
mp3・「永遠の3分」ヴァイオリンバージョン
編曲・演奏共に/ 和田肇
和田兄さんがアレンジしたギター曲はすべて黄昏感が出ます。
クラシックギターとアコースティックギターをそれぞれメロディー、バッキング等に使い分け、
穏やかな曲に仕上がります🎸
mp3・「永遠の3分」ギターバージョン
編曲・演奏共に/ 中北利男
代表曲に「夢の扉」など多数のすばらしい楽曲を制作されている中北利男さんがアレンジしてくれました。
原曲の要素を残しつつ中北さんの要素を半分ほど加えたアレンジ使用になっております🎹
mp3・「永遠の3分」ピアノアレンジ中北さん50%バージョン
楽譜・「永遠の3分」ver2 中北利男バージョン
編曲・演奏共に/ 中北利男
中北利男さんがアレンジしてくれました2つ目のバージョン。
中北さんの要素を全開に加えたアレンジ使用になっており大変ドラマティックな使用になっております🎹
mp3・「永遠の3分」ver3 中北利男バージョン
楽譜・「永遠の3分」ver3 中北利男バージョン
編曲/ 新井正美
インストゥルメンタルのインストアルバムで最後に欲しいオルゴールバージョンです。
オルゴールの音色が落ち着く仕様になっております⚙
mp3・「永遠の3分」オルゴールバージョン
💬 最後に
ぜひ、お好みのバージョンで聴いてみてください。